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『……やめて。心臓に悪いから。』
頭を撫で回していた猛の手首を掴む。
「好きなオンナにこうしたくなるのは当然だろ？」
首を傾げながら、ついでに私の顔を覗き込んでくる猛。
その
そのまま、また唇を塞がれる。
『んﾝ、…ねぇ！怒るよ！！』
「顔そんな真ｯ赤にしてるクセによ。説得力ねぇな？Aチャン。」
真のドSだ……この男……。
『…頼むから一回離れて。暑い。』
「嫌だツったら？」
『殴る。』
「ﾊﾊﾊｯ…！！分あったよ。」
猛は笑いながら、腕を離した。
ようやく身体が自由になった。
『……』
黙ったまま、未だにニヤついてる猛を軽く睨みつける。
「怖ェ〜。ま、その顔も可愛いぜ？」
なっ……！！！！！
ダメだ、完全に相手のペースに呑まれてる。
ここで反応したら思うツボ 。だめだめ。
『……〜ふぅ。ねぇ、もう遅いから帰るよ。』
深呼吸をして一旦自分を落ち着かせ、玄関の扉に手をかけ
る。
「んだよ〜やっぱ帰っちまうの？寂しいなｧ。」
また5歳児みたいな顔してる。悔しいけど可愛い。
『……明日も忙しいの、ごめんね。今度どっか行こ？』
「おう。映画でも行くか？」
『え、行きたい。』
「…決まりな。じゃあな、準備頑張れよ。」
そう言って手を振られる。
『ばいばい、おやすみ。あ、猛。ちょっとこっち来て。』
「ん？」
猛が目の前に来た瞬間、背伸びをして猛の頬に軽くキスをした。
「…………あ？」
固まる猛。お返しじゃい。
『ふふ、またね。』
私は意地悪に笑うと、すぐに外に出た。
練習でクタクタだし、剛田の事もあったし、早く寝なきゃね。
続く
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ﾎﾋﾞｯﾄ(プロフ) - 続き気になります……。でも作者さんのペースがあるので待っています！この小説大好きです！ (2022年2月3日 19時) (
レス) @page3 id: 5a489ae30f (このIDを非表示/違反報告)
そちゃん(プロフ) - 綺羅さん» ひゃ〜ありがとうございます！更新頑張ります！！もっとギュインギュインさせるよう精進しますね！(?) (2021年10月31日 10時) (レス) id: b7205d7190 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 最高､､､え、ギュインギュインという感情を初めて知りましたw更新頑張ってください！！ (2021年10月26日 23時) (レス) @page2 id: 1c40c756d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そちゃん. | 作成日時：2021年10月24日 0時
