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｢お前が寝てる間晩飯買ってきんだけどよォ、食うか？無理に食わなくていいぞ。｣
相良さんが袋からスパゲッティを取り出す。
『めちゃくちゃお腹減ってたんでありがたいです…あ〜この時間のご飯は太るな〜…』
壁にかかっている時計を見ると時刻は深夜1時を過ぎていた。
布団から起き上がろうとすると、腹部に激痛が走った。
『いだだだだだだだだだ…！！』
思わずお腹を抱え込む。
｢お いｯ…ちょっと見せろ、横ﾝ なれ。｣
『ごめんなさい…まだ痛 くて、』
｢気にすんな、ちょっと悪ｨ。｣
相良さんの手が私の制服をめくる。
恥ずかしいなぁ…。
｢さっきよりも酷 くなってやらｧ…。｣
見てみると大きなアザが出来ていた。
自分で見ていて痛い。
『この、くらい…平気です。ｯ、』
｢無理すんな…、つーかA、お前細 ｯせぇ体してんな。ちゃんと食ってんのか？｣
相良さんの冷たくてゴツゴツとした手がお腹に触れる。
『っひゃ ﾝ… 、嫌だなぁ、ちゃんと食べてますよ。』
お腹に手が触れた瞬間変な声が出てしまった。
｢ならいいけどよ、そうだ、俺が食わしてやっからお前動くな。｣
『…！？え、///』
相良さんが蓋を開け、フォークを持ってベッドに腰掛ける。
｢こっち 向け。｣
『はい…。』
私が待っていると、口の前にフォークに巻かれたスパゲッティが。
｢食え。｣
『あ、あ、ありがとう、ございますっ、！！』
私はスパゲッティを口に含んだ。
｢どうだ？美味いか？｣
ご飯の美味しさ噛み締める。
『ﾌﾌ、なんでしょう、 相良さんに食べさせて貰った方が美味しいです… 』
相良さんはちょっとだけ顔を赤くした。
｢ｯあぁ、そりゃあ良かった。｣
そして私はあっという間に全部スパゲッティを平らげる。
『っおいしかった〜…相良さん、何から何までありがとうございます。』
｢いいッてことよ。結構前の礼だ。｣
『アハハ…懐かしい……あっ、お風呂どうしよう…』
｢…あ、その事考えて無かったなｧ。自分の家帰るか？｣
思えば化粧も血もそのまんま。
『うーん…そうします。今度は相良さん家、泊まらせてくださいね。』
｢ｯ…/// 分かった。じゃあ行くか。｣
制服のブレザーを持ってもらい、相良さんの肩を貸してもらう。
｢行くぞ…？せー のっ、｣
相良さんと同じタイミングで立ち上がる。
『はい ｯ…っぁ…痛ぇ…泣く…』
歩く度にお腹の傷に痛みが走った。
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葵 - 引き続き読ませてもらいました！面白かったです！ (2021年11月6日 18時) (
レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
そちゃん(プロフ) - みかんの缶詰さん» なななななんて嬉しいこと言ってくれるんですか！！めちゃくちゃ励みになりますありがとうございます…(o_ _)o三橋と相良君日に日に尊みが増します……。 (2020年8月10日 0時) (レス) id: b7205d7190 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの缶詰(プロフ) - ｷｬｬｬｬｬｬｬ!/////好き！！相良さんの少し強引だけど相手の事を思いやってくれるその思いが好き!!!!!!!!それに加えて三橋さんって!!!!三橋さんからのお姫様抱っこはやばい!!!!!!!!そちゃんさんの小説いつも楽しみに見てます！！更新頑張ってください!!待ってます！ (2020年8月9日 23時) (レス) id: 2460e89386 (このIDを非表示/違反報告)
39 - 相良君めちゃくちゃかっこいいです...更新頑張ってください！！これからも応援してます！！ (2020年8月9日 17時) (レス) id: 72b49a1bfe (このIDを非表示/違反報告)
ののか - はい！頑張りすぎないで頑張られてください！楽しみにしています！更新してくださったのもものすんごく面白いです！なにせ相良が尊い…( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!! (2020年8月7日 18時) (レス) id: 79df10e130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そちゃん. | 作成日時：2020年8月2日 4時
