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三橋｢タイマンしようぜ。勝った方が千葉最強だ。｣
『三橋…さすがにそれは無茶だ…。』
片桐さんの顔が一層険しくなる。
片桐｢……勝てると思ってんのか？｣
三橋｢余裕だね。｣
そんな挑発したらもっと酷いことになるって…。
と、そこに。
理子｢三ちゃん！やめて！敵う相手じゃない。｣
『理子ちゃん…！』
三橋｢とは言えお前が敵う相手でも無いから下がってなさい。｣
？？｢そこで、私の出番だ。｣
突然入ってきた大きい人。道場着。まさか……
三橋｢お父さん！？｣
理子ちゃんの父、赤坂哲夫がやって来たのだ。
哲夫｢金髪、お前にお父さんと言われる筋合いは無い。さて……子供の喧嘩に親が出ちゃ駄目でしょーよみたいな格言もあるが、わたしもこの金髪に恩がないこともない。｣
あーあー…片桐さんの目が怖ぇ。
哲夫｢そこの学生…あ〜…赤坂流道場の道場主が、相手だ。｣
理子｢お父さん、頑張って！！｣
三橋｢いやあのお父さんあの〜…｣
哲夫｢もとより武術とは、このような喧嘩に用いられるものではない…｣
三橋完全無視されちゃってるし。
哲夫｢…しかし、正義の鉄槌という言葉があるように、……｣
理子ちゃんのお父さんの言葉を乾いたドンッという音が遮った。
片桐さんが、理子ちゃんのお父さんのお腹に殴りを入れたのだ。
哲夫｢でぇ〜〜〜い！！｣
奇妙な叫び声を発するお父さん。
哲夫｢じぇじぇじぇ〜〜〜い！！！！｣
片桐｢…邪魔だジジィ。｣
待って、あれ相当やべぇパンチ入ったよ？内臓破裂してんじゃね？
哲夫｢ハッハッハッ……｣
それどころか笑い始めるお父さん。
『えっ……？』
哲夫｢この程度の突きで……私を倒せると思ったか。｣
片桐｢何…？まともに入ったぜ？｣
うんそうなるよね片桐さん。
哲夫｢ッハッハッハッハッ……アッアッアッアッ……アッアッアー、アッアッアー、ア、ア…｣
『……？』
哲夫｢入った…確かに入った……。しかし、一旦降参したと見せかけて、倒れる。｣
私達の元に後退し、伊藤くんの膝の上に寝転ぶお父さん。
理子｢お父さーん！！｣
理子ちゃんも駆け寄ってきた。
三橋｢なんで連れてきた？｣
理子｢あのね、現役離れてるからね、弱いの。ぶっちゃけ。｣
三橋｢うん大体分かるよ？なんで来たのよ。｣
理子｢…行くって聞かないから！｣
三橋｢お父さんの敵ｨ！｣
三橋は片桐に飛びかかった。
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葵 - 引き続き読ませてもらいました！面白かったです！ (2021年11月6日 18時) (
レス) @page50 id: 6b19049b00 (このIDを非表示/違反報告)
そちゃん(プロフ) - みかんの缶詰さん» なななななんて嬉しいこと言ってくれるんですか！！めちゃくちゃ励みになりますありがとうございます…(o_ _)o三橋と相良君日に日に尊みが増します……。 (2020年8月10日 0時) (レス) id: b7205d7190 (このIDを非表示/違反報告)
みかんの缶詰(プロフ) - ｷｬｬｬｬｬｬｬ!/////好き！！相良さんの少し強引だけど相手の事を思いやってくれるその思いが好き!!!!!!!!それに加えて三橋さんって!!!!三橋さんからのお姫様抱っこはやばい!!!!!!!!そちゃんさんの小説いつも楽しみに見てます！！更新頑張ってください!!待ってます！ (2020年8月9日 23時) (レス) id: 2460e89386 (このIDを非表示/違反報告)
39 - 相良君めちゃくちゃかっこいいです...更新頑張ってください！！これからも応援してます！！ (2020年8月9日 17時) (レス) id: 72b49a1bfe (このIDを非表示/違反報告)
ののか - はい！頑張りすぎないで頑張られてください！楽しみにしています！更新してくださったのもものすんごく面白いです！なにせ相良が尊い…( ﾟ∀ﾟ)･∵. ｸﾞﾊｯ!! (2020年8月7日 18時) (レス) id: 79df10e130 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そちゃん. | 作成日時：2020年8月2日 4時
