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day4 part1 ページ6
「起きろ。」
「あくせる…?」
「俺がアクセルに見えるか。」
そこにはサイクスが立っていた。
「今日からお前には
任務に赴いてもらう。いいな。」
「ひとり、ですか。」
「いや、まだ独りだと何も
解らないだろう。
今日はラクシーヌが同行する。」
「らくしーぬ…、女か。」
「言葉遣いには気を付けろよ。」
「……?」
「んじゃ、ヨロシクね。
アイト…だっけ?名前。」
「…あぁ。アイトだ。宜しく。」
「コドモにしては随分と
上から目線の喋り方なんじゃない?」
頬をぐいっと引っ張られる。痛い。
「しゅみましぇん、いたいれしゅ。
はなしてくらしゃい。」
「なによ、意外と素直な子ね。」
離されたところがまだ
じんじんと熱を帯びている。
「もうやらないで下さい。」
「何て、言ったかしら?」
「…はぁ、何でも無いです。」
上手くやって行ける気がしない。
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作者名:しゅうきち | 作成日時:2019年8月13日 18時