雨 ybhk ページ12
Side やぶ
急に暗い雲が空を覆ってく。
朝見た天気予報なんてアテにならない。
予想なんて出来ないものがある。
それは恋の雨
ってふざけんな______________________________
降り出した雨は乾ききってる。
でも光の笑顔で潤されていったのに
突然すぎた恋のシャワーに為すすべもない。
なんであの日あの時あのリハ室で
出会えたかなんて
運命以外の言葉で俺は表せないよ。
こんなに近くにいても
光を遠く感じてしまうから
無謀なんて知ってる。
頭では分かってる。
でもこの関係はやめられないんだ。
この土砂降りに雨の傘なんて
余計に恋に溺れてしまうから
1秒でも構わない
お前にだけ会いたくて
だから傘だって想いだって
全部投げ捨てて駆け出してるんだよ。
もう二度とファンの子に会えなくてもいい
こんなことだって思える。
こんなの強がりだって分かってても降り続いてる。
そんな雨に心地よささえ感じ始めて
雨音に耳をすませて
お前の街にも同じ夕立が降ってることを願ったりしてな。
光を独り占めしたい思いが雨を降らせてしまったなら
それくらい悪いことだって分かってる
罰を受けることさえ覚悟してるさ
雲に溜まる粒1つひとつに想いを馳せて
それが無数に降り雨に変わるから
愛してるって
もっと伝えて
お前の手に触れて
そんな想いが強くなってく。
いたずらに加速する勢いは
もう俺には止められないほどで
せめて光が眠る時くらいは優しくなって
夢の中までも包んでやりたい。
そんな想いも気の済むまで降ったら乾いて、
この胸の熱を上げてはまた降り出すんだ。
俺と光だからって安心してたのは
俺だけだったんだ。
光は心配だったんだな。
それに気づけなかった俺はきっと、、、
__________雨は止むことを忘れてしまったかのようで
自担の誕生日になんて悲しい話書いてるんだ。
このやぶひかちゃんは
付き合ってはなかったんですよね(つД`)ノ
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作者名:お米のサンバ | 作成日時:2019年1月8日 11時