2人の短編__jump (ページ7)

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でもさ、やっぱおれ重いから嫉妬しちゃうんだ。

ずっとおれのそばにいてくれればいいのにって。

でも、そんなこと言ったら

本当にやぶが離れていっちゃうから自分で考えてみるの。

やぶと恋人になって幸せな日々を。

それで大丈夫だって。

なにが大丈夫なんだろうね。

おれもわからない。

だからね、逆にやぶとの終わりも考えてみるんだよ。

それで1人で傷ついてさ。

バカみたいでしょ？

でも、おれバカだからこんなことも聞こえるんだよ？

未成年と成人だって愛を育めるはずだって。

そんなことおれとやぶじゃできないのに

おれ色んなわがまま言ったのにやぶは全部折れてくれたね。

その度なんか曇る心には気づかないで。

いや、本当は気づいてた。

やぶってやっぱり大人なんだなって思ってた。

その度におれ勝手に不機嫌になっちゃったよね。

だってやぶいつも聞いてきたじゃん。

薮「光、、、怒ってる？」

光「………怒ってない」

この時からかな？心がすれ違っちゃったのって。

きっと映画やドラマならこんな状況だってハッピーエンドなんだろうね。

まぁ、おれはこんな映画スタッフロールまで見ても、

もう1回は見たくないかな。

だって、始まりから終わりまで全部が酷すぎるもん。

でも、大丈夫だよ？

おれやぶが好きだから我慢できる。

でも、やぶってばおれのこと子供扱いしすぎだよ？

やっぱり子供と大人じゃ愛の考え方が違うのかな。

喧嘩別れなんかしたくなかったな。

ねぇ、やぶ

おれはやぶが居なくなっちゃっても

やぶがずっと好きなんだよ？

_________あぁ、もうこんな恋愛なんて懲り懲りだ。

光くんにはぜひ幸せな恋愛をしてほしいものです…
(バドエン大好き人間)

そして、次は高身長イケメンとスーパーアイドルのお話な予感。