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やたら乗り気な美沙はそのまま、わたしとまだ名前も知らない彼との予定調整をしてくれた。
「連絡先教えてくれたら、個人的に予定合わせるのに」と言ったら「お楽しみじゃないと意味がないの！それにいろいろ事情があって当日私もいるから〜」といつものようにお調子者間丸出しで言っていた。
この出会いが、私の運命を大きく変えることを知らずに。
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当日、東京駅付近のとある交差点で美沙を待った。
いつものようにテンションたかめで、だけどいつもよりオシャレをして現れた美沙が待ち合わせ時間に少し遅れて登場した。
連れていかれたのは、集合場所から少し離れた個室居酒屋。
看板もたっていなくて、「本当にここ？」と疑ったが、エレベーターで中に入るとそこは結構ちゃんとした個室居酒屋だった。
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作者名：Rica | 作成日時：2018年12月13日 12時
