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君は花が好きだった。

僕の部屋に不格好に飾られた花をみて





「これは何の花?」





と、よく聞いてきた。

ただ何となく、寂しい部屋の雰囲気を変えるために飾っていただけで、詳しく知らない僕が「わからない」と照れながら答えると





「なにそれ」





と、やさしく微笑んだ。





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作者名:Rica | 作成日時:2018年12月13日 12時

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