ミルクナム.4 (ページ26)

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サイン会② _JHside ページ26

JH「シュア大好きありがとう♡」
JS「はいはい....ㅋㅋ」

年齢順の席もシュアに頼んでユヒョンの隣にしてもらった。

途中ホシがずるい！って文句を言ってたけど俺は聞こえなーい。

JH「ヒョナ～あのカメラにポーズして」
「ん？あれですか？」
JH「そそ、ハートして」

ヒョナと俺のマスターにポーズを取って写してもらう。

そうしている間に俺にもサインの番が回ってきた。

『これ、よろしくお願いします』

JH「はーい、名前は何ですか？」

『ヨナです』

淡々と話す彼女は俺のペンではなさそう。

全然興味も無さそうだし。

でもどこか顔は見たことあるんだよな....。

なんて思いながら対応した。

JH「またね、ヨナ」

『....はい』

本当に俺のペンじゃないな笑

そう思いながら手が空いたので席に座ってるカラット達と話したり、シュアにちょっかいをかけているとユヒョンとヨナって子の会話が聞こえてきた。

「だから、もう付きまとうのは辞めよう？」

『私好きなの!!だからあんなにブランド物もあげて誕生日だってあんなにしたのに....』

「それは本当に嬉しいよ？でも出待ちならまだしも、宿舎まで来たりプライベートもカメラのレンズを向けられるのは俺も困る」

驚きの会話をしていた。

思わずヨナって子の顔を見てしまう。

ああ、思い出した。

よく宿舎の前でたむろしてる子だった。

ヒョナのソロ活動中もサセンしてた....

そう思っているとヨナはいきなり立ち上がりユヒョンに向かって暴言を吐き始めた

『なんで私はこんなに好きなのにユヒョンはそうじゃないの？！ヨジャドルとの飲み会あったわよね？ソロ活動とユニットの時!!!その後ヨジャドルに嫌がらせもしたわ！』

『ヒョナの行動は全て把握して出待ちもして宿舎にだって通いつめたのに！私がどれだけあなたに貢いだと思ってるのよ!!!』

そう言いながらヨナはサインの書かれたアルバムを床へ叩き落とした。