来客には糖分出しとけ.4 ページ25
『アハハ 私が銀時に泣かされる日なんて何年経っても訪れないわね』
銀時「何か分かんねぇけどムカつくなそれ」
イチゴ牛乳を飲み終えたAに「それ俺のだったのに....」と文句を垂れた銀時。
しかしそんな銀時の事よりも神楽と新八は2人の関係性が気になってしょうがない。
新八「2人はどういう関係なんですか?」
銀時「そりゃあもう、穴という穴を知りあっブベラッ」
『旧友です』
銀時の頭を鷲掴みテーブルへと叩き付けたA。
そんなAに新八の顔はピクピクと引き攣り、神楽は「かっこいいアル!」と目を輝かせている。
『吉田Aです。一応真選組で働いてます』
神楽「あんなムサイ所にA1人なんて心配ネ」
銀時「それに関しては銀さんも同感です」
前に土方と居合わせた時点でAが真選組に居ることはわかっていた銀時。
どんな経緯で入ったのは分からないが。
銀時「それにアイツの補佐とか気に食わねえな。それにまた補佐かよ」
新八「また....って?」
攘夷戦争時代。
Aは鬼兵隊として高杉の補佐をしていたのだ。
そして攘夷志士であった事実を伝える。
新八「え!?じゃあAさんもあの戦いに?」
神楽「ヅラも仲間アルか!」
『ヅラ....ああ、小太ね』
神楽「アイツのことそんな可愛い言い方してるアルか」
あいつには「ヅラ」がお似合いネ、と喋る神楽。
Aはふと昔の事を思い出し笑いした。
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作者名:たらんちゅらん | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年8月12日 22時