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#25K ページ27

『秀兄より先に組織へ潜入してコードネームを貰い受けて結構経ってるわ』
「....じゃあ今日は」

工藤邸の中へ3人で入ると組織の話へとなった。
Aは沖矢昴に扮する実の兄、赤井を見ながら言った。


『ええ。ジンとウォッカとの任務だったの、それにしてもあんな場所に居るから吃驚したわ』
「ボールがあっちまで飛んじゃって....」


えへへ、と子供らしい返事をするコナン。
先程の鋭い表情とは一転して子供っぽさが増した。


『にしても、こんなに小さな協力者って....秀兄何を考えてるの....』
「彼の力を見くびっては困る。現にこうして居られてるのは彼のお陰だからな」


そう言って赤井はコナンを見た。


「ねえ、バーボンの情報は何か掴んでる....?」
『バーボンの?....いえ、用心深いみたいで何一つも』
「そっか....」


顎に手を当て考える素振りを見せたA。
バーボンについて情報がないのは本当のこと。
だけど、情報を得たとしてこんな小さな子を巻き込む気にもなれないA。


そんな中、珈琲を入れてくると沖矢が席を立ちキッチンへと向かった。
小さな子を巻き込む気にはなれないAだが、ある事を確信づいていた。



『ねえ、有り得ないとは思ってたけど....工藤新一....?』
「へ?な、何言ってるの!Aさん!僕は新一兄ちゃんの親戚だよ?」


その慌てっぶりにAは小さく笑った。
何がおかしいのか分からないコナンは困った顔。
何故、Aが会って間もない自分を工藤新一と見破ったのか不思議でしょうがなかった。

Aがもし本当に黒の組織だったとしたら恐ろしい。


『小さい頃の新一君にとても似てたから....』
「え....?小さい頃に会ったこと....?」
『思い出してみてね』


そう言ってウインクしてみせるとコナンは「僕は新一兄ちゃんじゃないよー!」とまた騒いだ。

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れもん(プロフ) - もう更新しれないのでしょうか? (2021年3月16日 11時) (レス) id: b7c9349aa4 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜子(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!! (2020年5月2日 23時) (レス) id: 036787c680 (このIDを非表示/違反報告)
たらんちゅらん(プロフ) - shibuyuさん» 赤井さんの妹になりたーい!って思いながら作成しました笑ありがとうございます!更新頑張りますのでよろしくお願い致します! (2020年4月16日 12時) (レス) id: 0d4b051528 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 面白いと思います!!赤井さんの妹だと色々得しそう!更新待ってます! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たらんちゅらん x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...  
作成日時:2020年4月12日 7時

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