#23K ページ25
___prprpr....
奴らを追って廃ビルへ入ったコナンは3人の後を追っている途中で携帯が鳴ってしまった。
「(俺とした事が....!ジン達を見つけた事でこっちまで頭が回ってなかった!)」
咄嗟にコナンはロッカーへと身を潜めた。
電話の相手は赤井でコナンは危機的状況をどう乗り越えるか赤井へ小声で話し出した。
「赤井さん....!」
「ん....?何かあったのかボウヤ。焦っているようだが」
キティ達を追って廃ビルへとやって来たがバレしたまった事を伝えると赤井は落ち着いた声で言う。
「黙って待っていればいい」
「でもすぐそこまでキティが居るんだっ」
「安心しろ、ボウヤ。彼女にいっその事捕まった方が安全だろう」
「え、それってどいう!って赤井さん!」
これ以上話しているとジンにもバレてしまうと察した赤井は携帯を切った。
赤井の意図が分からないコナンは焦っていた。
___コツコツコツ....
キティの履いているハイヒールの音がおおきくなっていく。
それは自分にどんどん近付いてきている事を表す。
「(やべぇ....このままじゃここで....!)」
腕時計を見つめるが先日小五郎に使ってしまった為機能は普通の時計同然。
為す術もない状況にコナンは焦っていた。
そして身を潜めているロッカーの前で足音がピタリと止んだ。
___ガチャッ
コナンの視界が明るくなる。
終わった、そう確信した時だ。
『ジン、誰も居ないわよ』
「クソッ確かにこの建物に....」
『こんな薄気味悪い所、早い内に出ましょ?要は済んだんでしょう?』
確かにキティはコナンの目を見て話しているのだ。
何故目の前のキティは自分を見つけたのにジンに嘘をついて居るのか。
自分を何故庇っているのか分からない。
「....Aさん、何で....」
『それは後で。ポルシェが出ていくのが見えたら下に来なさい』
Aはそう言うとジン達の元へと急いだ。
718人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
れもん(プロフ) - もう更新しれないのでしょうか? (2021年3月16日 11時) (レス) id: b7c9349aa4 (このIDを非表示/違反報告)
菜菜子(プロフ) - 更新楽しみに待ってます!! (2020年5月2日 23時) (レス) id: 036787c680 (このIDを非表示/違反報告)
たらんちゅらん(プロフ) - shibuyuさん» 赤井さんの妹になりたーい!って思いながら作成しました笑ありがとうございます!更新頑張りますのでよろしくお願い致します! (2020年4月16日 12時) (レス) id: 0d4b051528 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 面白いと思います!!赤井さんの妹だと色々得しそう!更新待ってます! (2020年4月15日 15時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:たらんちゅらん x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年4月12日 7時