ポアロ.4 ページ7
「もうこんな時間だし失礼しますね」
チラリと腕時計を見て時間を確認すればそろそろ迎えが来る時間。
「えーもう帰っちゃうんですか!」
「園子、Aさんも忙しいんだよ」
帰るとAが言えば残念そうにする2人に
『今日はどうもありがとう。また今度会いましょ?コナンくんもじゃあね』
と微笑みながら手を振る。
零に目線を送りながらポアロを出て茜色に染まった空をバックに歩いていると、向こうから老人が孫らしい子を連れて歩いて来る。
すれ違った時だった。
「!!!ッ」
小さい女の子が凄い形相で私の方を見たのだ。
チラリと見れば…
『(あの子...シェリーの容姿にそっくりね)』
あんな小さいはずないわ、と気にせず前を向き待ち合わせ場所へ足を進めた。
しばらく歩き細い路地裏へと入る。
「随分と遅かったじゃない」
『興味深い子を見つけたからつい....ね』
「ふ〜ん、あなたが興味持つなんて珍しい事もあるのね」
『どういう事よベルモット』
「...いいえ。カルーアに興味持たれるなんて羨ましい子って思っただけよ」
そういうとベルモットはバイク用のヘルメットを深く被り、もう1個をAへ渡した。
『あら、私は相棒にだいぶお熱よ?』
「フッ どうだか」
Aこと、カルーア。
組織ではベルモットとペアを組むほどまで上にいったA。
それに加えジンのお気に入り。
潜入捜査なんて心臓にほんと悪いなんて思いながらベルモットのお腹に手を回した。
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たらんちゅらん(プロフ) - shibuyuさん» そう言って貰えて嬉しい限りです、、これからも頑張るのでよろしくお願い致します! (2020年3月28日 15時) (レス) id: 0d4b051528 (このIDを非表示/違反報告)
shibuyu(プロフ) - 実際にある話に夢主も混ぜるなんてすごい面白いです!これからも頑張ってください!! (2020年3月26日 0時) (レス) id: 8ac4695b82 (このIDを非表示/違反報告)
たらんちゅらん(プロフ) - あーりんさん» ありがとうございます><励みになります! (2020年3月19日 19時) (レス) id: 0d4b051528 (このIDを非表示/違反報告)
あーりん(プロフ) - 控えめに言って、とても面白いです! (2020年3月18日 9時) (レス) id: 04209aa151 (このIDを非表示/違反報告)
たらんちゅらん(プロフ) - 神皇音雅樂さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致しました。更新頑張りますのでよろしくお願いします! (2020年3月6日 22時) (レス) id: 0d4b051528 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たらんちゅらん x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=f429723d20d469671ae73cdd3305960c...
作成日時:2020年1月14日 23時