ZEROの美人警察【名探偵コナン】

任務 ページ11

『それじゃあ、私は知り合いに会いに行くから』
「楽しんでくださいね」
『ふふ、ありがとう。』


早く行かないとターゲットを探しにくくなる為、コナン君たちから離れないと。
そう思い手短に挨拶をして背を向けて歩き出す。



『あ、言い忘れてた』
「「？」」



振り返り蘭ちゃんと園子ちゃんを見ると2人は頭に「？」を浮かべていた。


『2人の方がそのドレス、とても素敵よ』


ウインクをして言えば2人は顔を真っ赤にさせた。
高校生だなんて若いと濃いメイクなんてしなくても素敵よね。


「....Aさんってキザね」
「....安室さんと似てるね」

「あはは....」


Aの後ろ姿を眺めながら大人だわぁ....とセリフを漏らす蘭と園子にコナンの呆れた笑い声。

そんなのお構い無しにAはコナン達から離れてターゲットへ近づく。



『もしかして、小林崇さんですか？』
「随分と綺麗な女性が話しかけに来てくれたな」


大企業の社長の小林のファンと適当に理由でも付けとくか。
女好きの情報は得てるから、この男から情報も奪うのも簡単そうだなと考えているといきなり会場の電気が消えた。




＿＿＿ﾊﾞﾝｯﾊﾞﾝｯ


＿＿＿きゃああああっ




暗くなったと同時に銃声が鳴り響く。
2発....

そのあと会場の電気がつくと目の前には



『嘘でしょ....っ』



血に染まり倒れている私のターゲットであった小林崇の姿があった。

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