純愛パロール 。[緑]

大好きなココアに優しさを ページ11

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はああ 、疲れた 。



授業が終わって ひと休み 。







なんか温かいものでも飲もうかな 。







……… って思ってたら 、







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「 お疲れ 。」







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超能力者みたいに 、机にココアを置いた 。







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「 え ‼ 悪いわ 、いくら ⁇ 」







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お財布出そうとしたら その手止められて 、







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「 いいよ 、俺のん買ったついでやから 。」







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って 。





優しいな 、







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「 ……… 智洋くんって 、エスパー 、⁇ 」







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宇宙人とか信じてないけど 、





こんなに優しいねんもん 、



不思議に思ってもしゃあない 。







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「 Aちゃん 、おもろいこと言うなぁ 笑
残念やけど 、エスパーではないかな 笑
ほら 、冷めへんうちに飲みや ⁇ 」






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笑われてもうた 。





でもほんま 、智洋くんの子供っぽい笑顔って …… ついつい引き込まれるな 。







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「 あ 、うん 、ありがとう 。じゃあ ……… 頂きます 。」







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あったかい 、





飲んだココアの味は いつも飲んでるのと同じやのに 、より甘く感じる。







智洋くんの優しさが込められてるからかなあ 、なーんて 。








……… 思えば 、なんかすごい早さで智洋くんの色んな一面をどんどん知っていく 。









けど全然嫌じゃ無くて 、





むしろもっと知りたいと思った 。







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(( ……… 授業中むっちゃ寒そうにしててんもん 。))







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