27話 交渉不成立 ページ31
A視点
シーザー
「ええーー！じゃあ取引がバレてるのか？！それは聞いてないぞ！」
ウソップ
「しー！ばか科学者！お前声デケェよ！」
シーザー
「おい！俺は賞金首だ！ボスであるジョーカーが七武海を辞めた今俺も守る法律は何も無い！海兵のいる島に錠付きで放り出されたら俺は……！」
ウソップ
「しー！しー！お前のせいで見つかっちまうよ！」
ロビン
「…悪い顔してるわよ？」
ロー
「偶然だ。なぜ俺が海軍を動かせる…」
A
「…闘魚の群れを回避するなんて不可能です…私たちみたいに空を飛んでくることが一番安全…」
ロー
「…後15分だ。お前ら狙撃と諜報で俺の援護を頼む。森に異常があったら連絡しろ。Aは俺といろ。いいな」
A
「はい！」
ロビン
「了解」
ウソップ
「ちょっと待て！海軍がいるなんて予想外だ！�堯�
A
「南東のビーチに向かいましょう。あと13分です」
ロー
「あぁ、」
ーーー
南東のビーチ
A
「海軍は何のためにここに来たのでしょうか。やっぱり私たちの取引の事でしょうか…」
ロー
「考えても仕方ない。シーザーを渡したら直ぐにドレスローザに戻るぞ」
A
「はい、もう少しだから大人しくしててね」
シーザー
「くそぉ〜、早くジョーカーにあわせてくれ」
ロー
「あと8分。やつは必ず来る」
A
「シーザーともお別れね」
シーザー
「全然名残惜しくねぇぞ！早くジョーカー来てくれぇ…！」
A
「私だって名残惜しくないわよ」ポカ
ーーーーーーー
残り2分
A
「そろそろ約束の時間ですね。キャプテン」
ロー
「あぁ…」
すると持っていたでんでん虫が鳴る
A
「はい！」ガチャ
サンジ
「Aちゃんか？！良かった、無事か！そこにローもいるか！」
ロー
「なんだ、黒足屋。工場は見つけたのか」
サンジ
「それどころじゃねぇ！よく聞け！直ぐにそこを離れるんだ！」
サンジ君の焦っている声。でんでん虫から鳴り響く
ロー
「これからシーザーの引渡しだ」
サンジ
「ドフラミンゴは七武海を辞めてねぇ！シーザーを返してもなんの意味もねぇ！取引も成立しやしねぇんだ！俺たちは完全に罠に嵌められた！」
A
「……？！」
ロー
「理屈がわからねぇ…一体…」
サンジ
「説明は後だ！今すぐその島から離れろ！」
A
「きゃ、キャプテン……ドフラミンゴが…！」
ロー
「ばか…もう手遅れだよ」
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作者名：東雲 | 作成日時：2022年8月3日 0時
