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シューズが擦れる音、ボールの跳ねる音が体育館に響く

放課後研磨くんに連れられて体育館に来た

「すご…」

その風景に圧巻されその言葉しか出てこなかった

研磨「ここで待ってて」

と研磨くんは気だるげに体育館の中へと向かった

??「あのっ」

「え、…?」

何この人、でか…

この人も三年生かな…ハーフ…?

??「マネージャー…ですか!?」

「えーと…今日は見学で…」

灰羽「そうなんですか!俺一年の灰羽リエーフです!」

「え、一年生なの…?」

灰羽「一年です!!」

こんな大きいのに一年生…最近の一年生は怖いな…


黒尾「リエーフ!練習戻れ!」

灰羽「あ!すいません!」

トサカさんがこちらに向かって走りながらそう言った

りえーふ…?は走って練習へと戻って行った

黒尾「うるさくてごめんな」

「あ、いえ、大丈夫です」

トサカさん、顔は厳ついけど割と面倒見は良さそう…

黒尾「改めて、俺は主将の黒尾だ」

黒尾「今日は見学だし、ボールに気を付けて自由に見てくれて構わないからな」

「わかりました」

黒尾「わからないことがあったら近くの部員や俺に遠慮なく聞いてくれ。じゃ、俺は練習に戻るから」

「はい、ありがとうございます」

…本当に面倒見がいいんだな、トサ…じゃなくて黒尾さん

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作者名:にわとり | 作成日時:2017年3月14日 21時

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