虹色七侍のうさぎさん【JW】3 (ページ10)

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紅一点、猫と再会です 3 ページ10

▽宇佐side

アイラ「あなたに初めて会った時一番キラキラして見えた。幼いながらにこの子は大きくなる、そうわかった。」

アイラは視線を外して語り始めた。

アイラ「あなたは人を引き付けるオーラがある。それが故に反感も多く買う。批判も人一倍される。
でもそれに打ち勝つ力を持っている。あなたは今後も大きくなるわ。昔からの友がそう言うのよ。
胸を張って歩けばいい。」

アイラの言葉は適格だ。

めったに人を誉めないアイラだからこそ信頼できる言葉。

嘘偽りのない言葉。

「…ほんと偉そう。だけど、ありがとう。元気出た。」

アイラ「…まぁ、私が芸能界やめてなかったら私の足元にも及ばない泥だらけのうさぎでしょうけどね」

「一言余計なのよ。」

そういうとまたサングラスをかけて車に乗った。

アイラ「今度遊びに来てもいいわよ」

「…行ってあげるわ。埃一つない家にしといてよ。」

アイラ「泥なんてつけってこないでよ」

夜の街に消えていったアイラ。

振り向くと微笑んでいるメンバー。

「え…何？」

智洋「Aってあんな風にしゃべるんやって思って」

…そういえば素の状態で話してた。

「えっと…」

崇裕「俺らの頑張らな」

望「でも、まさかあのアイラさんにあえるなんて」

大毅「不仲説で出たのはうそやったんやな」

「ん～不仲ではないけど仲いいわけでもない笑」

アイラが去っていった方向を見る。

今日はお月様が真ん丸や。

私の手帳には子役時代のアイラとのツーショット写真が挟まってることは誰のも言わんとこ笑