虹色七侍のうさぎさん【JW】2

紅一点、バレンタインです 2 ページ22

▽宇佐side

マネ「このままスタジオむかうで」


「おん〜」


さほど遠くないとはいっても時間帯によっては結構混むこの道を通ってみんなが待つスタジオへ


去年は海外ロケと被って大したもの渡せなかったんだよね


「みんなの反応が楽しみや♡」


．．．


マネ「ついたで」


「はー…ぃ?!」


マネ「どうしたん？」


「…ない
チョコの入ってる袋がない！」


どこや?!どこいったん?!


「もしかして…レッスン室？」


14時…この時間は幼稚園の子たちが帰る時間


混むな…


「今日ってうち単独撮影やんな？」


マネ「そうやけど…ってどこいくん?!」


「うちの順番一番最後にしてもらって!!!」


なるべく大通りは通らんように


全力で走った。全員での撮影はないから終わったら帰ってまう


うち明日から地方やし…


「裏道は時間かかるな…」


信号の合間に乱れた息を整える


・・・


「あった！」


レッスン室の隅、ちょこんと置かれた袋


時間は…


「うそ、もう30分もたってるの?!」


どうしよう、間に合わん…


時間かかりすぎや


？「A、ちゃん？」


「ちびりゅう…」


康二「なにしてるん〜ってAこんなところでなにしてるん?!」


「これ、忘れて…取りに来たんやけどこんな時間になってもて
もう間に合わん…みんな帰ってまう」


康二「車出してやる。せっかく作ったんやろ、WESTも待ってるはずや」


「じーこ」


(大西)流星「Aちゃん、行きましょ？」


「…おん！」

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