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No side
2018年___
五条「今日は僕の奥さんを紹介しまーす!はい、テンション上げて!!」
虎杖「え!?五条先生奥さんいんの!?」
釘崎「うっそ…?!」
伏黒「はぁ…」
とある日のとある時間。
そこには楽しそうな教師と、驚いた反応を示す生徒が二人、そして呆れ顔で溜め息をつく生徒が一人。
五条「いい反応だね、悠仁、野薔薇。じゃあ早速!A〜」
彼の呼び掛けに応えるように開いたドアから入って来たのは黒い髪と赤い瞳を持つ女性。
『初めましてぇ♡如月Aでっす。二人ともよろしくねぇ♡てへぺろ!』
釘崎「うわぁ…マジか」
五条「野薔薇ナイス反応!あとA、そこは如月じゃなくて五条だろ。いつまで下らない意地張ってんだよ。お前はもう五条Aなの!」
『んぇ〜?なんてぇ?』
五条「……僕言ったよね?僕の前ではぶりっ子すんなって。後で覚えとけよ」
『いやぁん、さとるん怖い♡』
五条「あ"?」
生徒の前で露骨に顔を顰める五条と、笑顔を浮かべたままに見える如月。
そんな二人の注意を逸らしたのはとある一言。
虎杖「如月さん、可愛いっすね」
「「「『え??』」」」
虎杖以外全員が間抜けな声を洩らした。
五条「悠仁…今可愛いって言った?このぶりっ子が…?」
虎杖「え?うん。先生も可愛いから結婚したんじゃねーの?」
五条「いや、僕は…」
『ほら見ろ〜!ぶりっ子最強じゃん!今まで最弱だとか馬鹿にしてごめんなさいって謝れぃ!この野郎!!』
「「…は?」」
次に間抜けな声を洩らしたのは釘崎と虎杖。釘崎に至っては二連続で間抜けな声を洩らしたことになる。
五条「悠仁にしか受けてないのに何が最強だよ。笑わせんな。恵の反応見てなかったわけ?ゴミを見るような目で見てたけど?」
『伏黒君は五条君のこともゴミを見るような目で見てるよ。あれ?ご存知ない?』
五条「ははは。相変わらず僕をムカつかせるのが上手いねぇ、A」
なんてやり取りを見ながら釘崎と虎杖は首を傾げて、どういうこと…?と言いたげであった。
伏黒「如月さんの素はあれだよ。ぶりっ子は態とやってる」
釘崎「何それ…なんで?」
伏黒「俺も詳しくは知らない。…ただ、ぶりっ子してたおかげで先生と結婚出来たから…とか言ってた気がする」
そう言った伏黒の目には楽しそうな五条と如月が映っていた。
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chiaki0708(プロフ) - テンポよく最後まで楽しく読みきれました!!また作者さんの違う作品も見に行きます! (2022年1月9日 9時) (レス) @page39 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
七不思議零番たんでち - 作者さん!!!!これは御願いなのでやらなくてもいいんですが… 後日談(仲良し一年ズも出てくる)つくってほしいです!!!! 素晴らしい作品をありがとうございました!!!! (2021年4月3日 3時) (レス) id: 94bc23990d (このIDを非表示/違反報告)
柿助 - 完結おめでとうございます!作者様が書く夏油の切なげな恋が大好きでした!お疲れ様でした! (2021年3月31日 7時) (レス) id: fedb05499d (このIDを非表示/違反報告)
るーり - 完結おめでとうございます!なんだか、とても楽しめるお話でした!!作者様、最高!!! (2021年3月22日 14時) (レス) id: 7ac2a7ec47 (このIDを非表示/違反報告)
宮夢(プロフ) - 完結おめでとうございます!お疲れ様でした!次回作も楽しみにしています! (2021年3月21日 15時) (レス) id: 84aaee8034 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:刹葉 | 作者ホームページ:http://mobile.twitter.com/fall_0613
作成日時:2021年2月24日 18時