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伏黒「有限呪術…無下限呪術の反対とも言われる術式で、扱える人間が生まれるのは珍しいとされてる。知ってんだろ」




『反対なのは名称だけだよ』




悟に指定された場所に向かう道中で私と恵はそんな話をする。




『…先生の無下限呪術が無限を現実に持ってくるものだとしたら有限呪術は___』




伏黒「有限である物や存在を消す力」




『消すというよりは減らすって言った方が正しいかな。ま、有限であるものを減らせる術式のどこか無下限呪術の反対なんだよって感じ』




総数が1であるものの場合…例えば人の命であれば、その人間の名前を言った後に−1だとか言えばその人間の命の総数は0になるわけだからその人は死ぬ。




昨日宿儺にやったのはちょっとした応用。




宿儺が私に触れる為には100通りの触れ方を私にした後、101通り目の触れ方をしなければ、私には触れられなかった。




…なんだかんだ恵に説明しちゃってるじゃん、私。




『恵は有限呪術のデメリット知ってる?』




伏黒「いや…そもそも有限呪術の持ち主自体がかなり前から今までいなかったんだ。有限呪術のデメリットなんて知ってる人間いないんじゃないのか」




『格上相手とか、呪力量で負けてる相手の命をマイナスすると自分も死ぬ』




伏黒「!!」




『あとね〜、格上相手に干渉する…昨日私が宿儺にしたようなことね。あれは呪力消費量が半端ない。格上相手じゃなくてもそれなりに消費する。呪言の類でもあるから迂闊にマイナスなんとか〜とも言えないし』




言ってしまった場合、会話の流れによっては人が死ぬ。




『これで恵も有限呪術説明マスターだね!おめでとう』




伏黒「んな称号いらねぇよ」




『いやぁ〜これで術式の説明頼まれた時、恵に任せられる』




伏黒「絶対しねぇからな」




『そこはしてよ。友達だよね』




伏黒「え」




『え』




この反応、私は知っているぞ。




これは…この流れは…




伏黒「俺、輪禍のこと友達だと思ったことねぇけど」




『酷い!!酷いよ恵!!私は…私は友達だと信じてたのに!!もういいもん!!泣くもん!うえーんからのぴえん!』




伏黒「………ダッル」




『どつきまわすぞぉぉ!!』




虎杖「伏黒と伏黒の友達じゃん!!え、なんで此処にいんの?」




どうやら私達は悟の指定した場所に辿り着いたらしい。

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟   
作品ジャンル:恋愛
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緋雪(プロフ) - 大好き過ぎて定期的に見てます泣泣泣 (2023年3月30日 3時) (レス) @page32 id: 44bf006712 (このIDを非表示/違反報告)
sou(プロフ) - 刹葉さんの作品大好きです!!以前のぶりっ子のお話もとっても好きでしたが、今回のお話の五条先生もとっても好きでした!! (2022年2月10日 18時) (レス) @page32 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
jyjy - ガチ泣きしました…… すっかり作者様のファンです! (2022年1月29日 19時) (レス) @page32 id: 2ce4079fbc (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - めちゃくちゃ泣きました…。感動しすぎて。作者様は本当に神ですね。どの作品も本当に面白いです!これからも頑張ってください! (2021年7月21日 3時) (レス) id: d69ff754f7 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 泣いてしまいました…!       続編が欲しいと思うのは私だけではないはず! (2021年3月21日 18時) (レス) id: 2fea210edb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹葉 | 作者ホームページ:http://mobile.twitter.com/fall_0613  
作成日時:2021年2月23日 13時

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