眠れる森の雪だるま (ページ10)

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桃ページ10

身体が何かに押し潰されそうな...
そんな息苦しさに目が覚める...

「んんん」

「んー？」

目を覚ますと目の前にはピンクのふわふわ

「え？」

『ん...およ？』

「え？大介？」

じゃなかったら怖い！笑
私の上に乗っかってるのは間違いなく大介なわけで

『にゃは笑』

「え？ちょ！なんで裸？！」

『あはっ！お風呂沸かしてる間に寝ちゃった』

「寝ちゃった、って」

『だってAが気持ちよさそうに寝てるから、つい』

「いやいや、ついって！」

『ヤバっ！笑』

「っていうか重いし狭いし！どいてよ」

『うーん、佐久間からの愛の重さだと思って』

「ちょ！！」

『あはっ！顔赤くなった』

「もう！どいて」

『あーかわいい』

って言いながら、私にスリスリしてくる

「もうわかったから、重い！」

さっきまで犬か？！ってくらい頭をスリスリしてたのに急に男の顔になった大介と目が合う

『ねぇ』

「ん？」

『お風呂一緒に入ろ？』

さっきより一段と低い声

「え？」

『だめ？』

塞がれた唇...

私に拒否権はないらしい