眠れる森の雪だるま (ページ5)

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青ページ5

誰かが私のほっぺをぷにぷにしてる...

ひんやりとした感触に夢と現実を行ったり来たり...

ん？

んん？夢？？

目を開けるとそこには私の顔をコットンでパッティングしている翔太の顔

「冷たっ！」

『お前さ、化粧水も付けずに寝ただろう？』

「あれ？どこ？」

『寝ぼけてんな笑』

「え？寝てた？」

『うん、ガッツリ寝てたわ』

ふざけて私の顔をこねくり回す

「ちょ！やめてよ！笑」

『俺、座りたかったんだけど』

「あ、ごめん」

慌てて身体を起こすと空いたスペースに翔太が腰を降ろした

化粧水が終わると乳液も念入りに塗ってくれて

今日の翔太は甘いな、

なんて思わず顔がニヤける

『なんで笑ってんだよ』

「え？笑ってないよ」

『いや、ニヤけてたし』

「笑っ！私の彼氏は優しいな〜って笑」

『は？！なんだよそれ！』

とか言いながら翔太だって口元がニヤけてる

『何？今日疲れたの？』

「うーん、ちょっとね」

あっそ、とかそっけないくせに
　
『うわあ、ヤバ！お前足めっちゃ浮腫んでんじゃん！！』

ってフットマッサージが始まる

今日の翔太は甘いを通り越して甘々だな

「んん、はぁ気持ちぃ」

思わず出た声にピタッと動きが止まる

ん？って首をひねって翔太を見つめれば...

『なぁ、やっぱベット行かね？！』

修正！！
甘々じゃなくて激甘だった！！