眠れる森の雪だるま (ページ2)

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黄ページ2

うん...あれ？

べットだ

私、昨日ソファで寝ちゃってた？！

隣には大好きな大きな背中

そっか、照が運んでくれたんだ

そっと腕を伸ばして抱きしめるとピクッと反応して振り返った

『おはよ』

「おはよ。照ありがと」

『ん。またソファで寝てたよ』

私の前髪をサラサラ触りながら口が尖る

『いっつも言ってんじゃん。ちゃんとベットで寝なよって』

「うーん、照を待ってたらいつの間にか寝ちゃってたんだもん」

『だから、待たなくていいから』

「だってー」

『それじゃ俺が心配すぎる。ね？お願いだからちゃんとベットで寝て？』

「うーん、分かったけど...」

『何？』

「照に運んでもらうのも悪くないかな〜っなんて笑」

『はぁ、もうなんでそーゆう可愛いこと言うの？笑』

照は、くしゃっと笑って私を組み伏せおでこにキスを落とした

『そんな目で見られたら我慢できなくなる』

唇へと降りてくるキスを合図に目を閉じた...