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演奏が終了した瞬間にマリーが言った。
「素晴らしい演奏でしたわ!」
マリーはハンター二人のほうを見て椅子から立ち、
ステージのほうに表情がまるで少女のような笑顔になっていた
そして、
ヴァイオリンを弾いていたジャックが言う
「それは何よりでございます。お楽しみいただけましたでしょうか?
[血の女王]マリー」
「ええ、とってもありがとう、いい音色だったわ」
[リッパー]と話すマリーは綺麗に笑う
すると……
ステージに歩み寄るマリーに照明器具がマリーの頭上にグラグラと揺れ、落ちた
そのとき[芸者]美智子が叫ぶ…
「マリーはん!!危ない!!!」
ガシャン!!!
よけるタイミングを誤ったマリーが動けず、目をつむった
席に立ったハンター達とサバイバー数名がマリーに走るが…
[魔トカゲ]と[黄衣の王]が手を伸ばすが…
「(間に合わない…っ!!)」
「(ぬぅ…っ!!)」
照明器具が落下する…
女性ハンターと女性サバイバー陣の声が悲鳴をする…
あと数メートルでぶつかる……
そのとき……
風を切る音がした……
「危ない…ギリギリだった…
大丈夫ですか?……マリー様?お怪我は?」
ガシャンッ!!!!
自分の上に声がすると思い目を開けるマリーに目を見開いた
女性サバイバーの甲高い声を背に、マリーをお姫様抱っこにしていたのは……
「あ、あなたは……[中毒教師]…クロノス…さん…」
「急にごめんね…間一髪だったよ」
「あ…、平気ですわ…え、えっと……」
「あ、綺麗な顔が台無しだ……けがをしてるね」
「あっ////……っ!!?」
突然の行動にマリーは動揺し頬が赤くなっていたのだ
それは当然だ
いきなり自分の顎をクイッってされたらびっくりする
それに加え
しかも
されている相手はハンターの中でもいちにいを争うイケメン顔の
クロノスなのだから
その光景を見ていた美智子はなぜか自分の胸を押さえていた
ズキンッ……
「っ……、(胸が痛い…熱いどす……)病気かしら?……」(ボソッ)
クロノスとマリーそれに歩み寄ってくる多数のハンターとサバイバーをよそに美智子は……
楽しそうに話すクロノスとマリーに嫉妬と哀しさの視線を送っていた……
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緑茶部長(プロフ) - しばらくの更新をサボってごめんなさい…… (2020年4月9日 16時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル中毒者 - 更新頑張ってください! (2019年10月25日 22時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶部長(プロフ) - 緤那さん» わああああ、ありがとうございます!感動したお話に出来ているかなと内心作ってて思ったんです〜………わあ〜有り難いお言葉です!これからもこの小説をよろしくおねがいします! (2019年8月15日 19時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
緤那 - なんかこう…言葉では表せないけど泣けました…とても私好みのお話です!更新応援してます! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 6dcf6f54f1 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶部長(プロフ) - 話が噛み合わなく削除しましたが、新しいものを書かせていただきました!13ゲームの1話です! (2019年8月2日 18時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緑茶部長 | 作成日時:2019年7月24日 10時