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ワルツの終盤で綺麗に止まって、
2人はお辞儀をした後からは、見ていた全員は拍手を送った。


そのあとは何人かにワルツを誘われてクロノスは踊る羽目になり、ヘトヘトになっていた。



「………ハァ……キツッ………」




息を吐きながら喋るクロノスに気を遣ってくれたのかエミリーが水をくれた。



「クロノス、お疲れ様」




「あ、エミリー、ありがとう」




「ううん、良いの……」



空いている席に着いているクロノスのとなりに座り、なにかを言いたそうに口を開くエミリー、




「俺の過去を知って気まずいだろ……?エミリー」




「ええ…
貴方が死んで、また生き返って、最初から不思議だったの」




「…そりゃ誰でも一度は驚くよ、」





「……この荘園に来て初めてゲームにあった日に
貴方はもう、死んでいるんじゃないかって思ったわ、見間違いかと思った。でもクロノスのガスマスク越しの声で分かったの……ああ懐かしい声だって、」




「……まさかそれって……」




「生前の頃の貴方は教師をやっていた頃に病院に訪れた。

覚えてないかしら、案内をした看護師」



「……!!ああ覚えてる……
勧められた病院で1人誰よりも清潔で、綺麗だった女性を覚えてる…あの見習いだった……君が……?」





「……そうよ。あの見習い初めて微笑み返された。いつもなら無視をされるのに貴方は返していたの……あの時本当に嬉しかったの」



クロノスは嬉しい顔をしているエミリーをそっぽを向いて照れていた。
飲んでいる水で誤魔化すように、



「クロノス、戻って来てくれてありがとう、あのお礼をしたかった。今までこう言う時間が取れなかったから……」





「こちらこそ、……俺も気づかなかったから……




どこか懐かしい感じはするなと思ったから……」






「そう?初めてゲームに参加した時貴方はオドオドしてたから、」




「ちょ、ちょっと待って、見てたの!?」





「ええ、もちろん」




驚いてブツブツと喋るクロノスを見てエミリーは頰を桃色に染め笑っていた。

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緑茶部長(プロフ) - しばらくの更新をサボってごめんなさい…… (2020年4月9日 16時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル中毒者 - 更新頑張ってください! (2019年10月25日 22時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶部長(プロフ) - 緤那さん» わああああ、ありがとうございます!感動したお話に出来ているかなと内心作ってて思ったんです〜………わあ〜有り難いお言葉です!これからもこの小説をよろしくおねがいします! (2019年8月15日 19時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
緤那 - なんかこう…言葉では表せないけど泣けました…とても私好みのお話です!更新応援してます! (2019年8月15日 15時) (レス) id: 6dcf6f54f1 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶部長(プロフ) - 話が噛み合わなく削除しましたが、新しいものを書かせていただきました!13ゲームの1話です! (2019年8月2日 18時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緑茶部長 | 作成日時:2019年7月24日 10時

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