ninth game ページ2
公開ゲームからたったあの日から、
クロノスのいる書斎に来る客が増えた。
勿論、公開ゲームの勝利は不明となったが、
ヘレナとウィリアムのおかげでクロノスはまた平穏な生活を送っていた。
クロノスの影響で数少ないが、サバイバーの館に来るハンターが増えたのだ。
［芸者］［結魂者］［泣き虫］［リッパー］
が時々遊びに来てクロノスのいる書斎に来ているのだ。
公開ゲームから3日後
クロノスは書斎の本棚を整理していた時、彼の手伝いをしていたヘレナが口に出す
「先生、中庭に行きませんか？植物の観察に行きたいです。」
「ああいいよ。行こうかヘレナ」
書斎を出て中庭に入って行くと、
「あ！クロノス先生ーーーッ！」
「おっー、ウィリアム………でけー声を出すなー」
ちょうど中庭で遊んでいたウィリアムが2人に気づきクロノスにめがけウィリアムが突進してきた。
すかさず、クロノスは綺麗に避けウィリアムを抑えた。
そんな2人を見ていたヘレナが、
「ふふ、」
「どうした？」
「昔のクロノス先生とウィルくんみたいだなって」
「あ！俺も思った！」
「……俺の許可なく突進してきたしな」
クロノスの目には昔の面影が出て
中庭には楽しい声が聞こえた。
「そういやー、先生とヘレナは何しにきたんだ？」
「ヘレナが植物の観察に行きたいからって言われて中庭にきたんだよ」
「理由は先生の嗅覚がなんで匂いだけで毒ってわかるんだろうって思って」
「……その実験をやってたのかよ、昨日なんか毒くさいと思ったら……」
「……ちょっと実験しました」
クロノスの疑問に答えるヘレナは苦笑いをし素直に言った。
「毒を扱うのであれば俺を呼べ、
化学専門じゃないけど……急に倒れたら流石に困って俺が倒れるから……」
「……！！はーい」
素直に返事するヘレナに頭を優しく撫でるクロノスだった。気持ちよさそうに目を瞑ったヘレナ。
そしてウィリアムも参加して植物の観察をし続けていた。
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緑茶部長(プロフ) - しばらくの更新をサボってごめんなさい…… (2020年4月9日 16時) (
レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
キャラメル中毒者 - 更新頑張ってください！ (2019年10月25日 22時) (レス) id: e8ca574508 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶部長(プロフ) - 緤那さん» わああああ、ありがとうございます！感動したお話に出来ているかなと内心作ってて思ったんです〜………わあ〜有り難いお言葉です！これからもこの小説をよろしくおねがいします！ (2019年8月15日 19時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
緤那 - なんかこう…言葉では表せないけど泣けました…とても私好みのお話です！更新応援してます！ (2019年8月15日 15時) (レス) id: 6dcf6f54f1 (このIDを非表示/違反報告)
緑茶部長(プロフ) - 話が噛み合わなく削除しましたが、新しいものを書かせていただきました！13ゲームの1話です！ (2019年8月2日 18時) (レス) id: ea2137b476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：緑茶部長 | 作成日時：2019年7月24日 10時
