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2 私の兄ちゃん達 ページ2

さーて来ましたよー

渉の部屋!

let's go!

ベッドまで難なく来れるんだけど…

なんで!なんでよやまだぬきちゃん!

どうしてあなたは渉の顔の所で寝るの!?

渉の寝顔が撮れないじゃない!

くっ…今まで撮れたの数回だぞ!

やまだぬきちゃんのせいで渉の寝顔にプレミアついてんだぞ!

オークションとか大変なんだぞ!

ううっ今日も駄目かぁ…

や「キュ…キュ?キュー!」

『っっっ!!!!!』

やまだぬきちゃんが動いてくれた!

とりあえず連写あああああ!!

やったやった!!

やまだぬきちゃん!今度高級なエサ買ってくる!おもちゃも買ってくる!

やったー!!

テンション高いまま渉のベットにダイビング!!

渉「うぐっ…」

『おっはよー!!渉、朝!』

渉「なに、お前テンションどーした…?」

『むふふー!渉♪優斗達待ってるから早くいってねー!私彼方起こしに行くね!』

渉「おー…?」


テンション高いまま部屋を飛び出した私だったが…

『魔王彼方よ…今日がお前の命日じゃ…』

ラスボスの前にちょっと怖じ気ずいてます…

だってさあー?起きない上にさあー?めっちゃ怖いんだよおー?

妹の私を本気で睨んでくんだよー?

渉連れてくればよかった…

あ、渉と彼方は高三だよ。


まあ、なにいってもしゃーない。

打倒彼方!

ベットまでいき写真をぱしゃり。ここまでは余裕のよっちゃんイカ何だけど…

『か、彼方さーん…朝ですー…起きてー?』

彼「うっさい…」

お、今日はちょっと和やかかも!

『もうすぐ7時ですよー遅刻しちゃうよー』

彼「は?学校としらねえよ」

あ、ダメかも(゚∀゚)

『でもでも、生徒会長さんでしょ!起きてよ!』

彼「あ"あ"?」

『ヒイ…カシャ』

"片目だけ開けて眉間にしわ寄せてる"

という家で、しかも寝起きでまれにしかしない表情につい写真を撮ってしまう。

怖いですが、良い写真が取れました。

もう、自力じゃ無理なんで渉呼びます。

『わーたーるー!!へーループー!!』


数秒後、ドアを開け渉が入ってくる。

『彼方、起きない。』

渉「毎朝俺が起こすなら、初めから俺が起こせば良いじゃん」

『それはダメなの』

そう、もっともないけんですがそれだと写真撮れないじゃん!!

毎朝写真撮るのが日課なんだから!

渉「分かった分かった。彼方は俺が起こすから先下(リビング)行ってろ」

『はーい』

リビングでは真冬と優斗が朝ご飯を食べていた。

『お母さーん私も朝ご飯ちょーだい!』

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作者名:ラエ | 作成日時:2018年5月12日 17時

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