俺の彼女はALS【宮治】 (ページ2)

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俺の彼女ページ2

今の授業は体育祭について話し合っている。

Aは体育祭に出たいって前言ってたし
俺も二人三脚は一緒に組みたいなって思ってる。

だから、

治『ちょっとええですか？？』

｢私からも。｣

そう言って2人で教卓のところまで行く。

｢みんなも知ってると思いますが、私は ALS です。｣

｢手足やのどなどの筋肉が痩せていく病気です。
今は左足があまり思うように動きません。｣

｢それでも、私は体育祭に出たいです。｣

｢沢山迷惑かけちゃうしクラスのいい雰囲気とか1位とかは取れないかもしれないけど、だけどみんなと一緒に体育祭に出たいです。お願いします。｣

そう言って頭を下げるAに続いて

治『俺からもよろしくお願いします。』

一緒に頭を下げる。

角名みく
｢俺も私からもお願いします。｣

そう言って2人も一緒に頭を下げてくれている

ガタンッ

あい｢なによ。いつもいつもあんたの周りには人がいてさ、こーゆう時だけ頭下げてなんなのよ。｣

｢え？｣

あい｢いつも通り周りに沢山人がいるんだから頼ればいいじゃないのよ。｣

前、Aの事呼び出してた1人だ

素直じゃないけどきっと受け止めてくれてる

｢ッ、、あいちゃんありがとう｣

｢私も！なにかあったらすぐ言ってや？助けるで！｣

｢俺も！Aちゃん可愛いからこれを機に仲良くならへん？！｣

治『は？この俺という彼氏がおるのに何言ってんねん！お前！！』

なんて言ってるうちにクラスがわっと笑いに包まれた

隣を見たらAも安心した表情でいて
俺も安心した。

こうやって一つ一つAのしたいことを実現させていくんや。