隣の子 俺の彼女 ページ43
You side
コンコン と音がして いつも通り返事をする
ママが来たのかな？？
そう思って変わらず外を見ていると、
治『A来たで。』
会いたかった人の声が聞こえて振り返るとそこには
大好きな治くんとみくと角名くんの姿。
ダメだ、泣きそうになる。
治くんが寂しかった？？なんて聞いてくるから
ついボロが出て1人の時間は寂しいなんて弱音を吐いた。
そうするとさっきよりも一段と抱きしめる力を強くする治くんがなにより愛おしくてたまらなかった。
それから、みく達からの果物とか沢山貰って
角名くんは謎にキツネのキーホルダーで治に似てるでしょなんて言って笑ってる
スマホに付けてたうさぎからキツネに交換しよ 笑
なんて心の中で笑ってみる。
みんなと楽しかった時間はあっという間に過ぎて
もうみんな帰る支度してる、
あぁ、、また一人の時間になるんだ
寂しくなるんだ、泣いちゃいそうだよ。
治『Aまたすぐ会えるからさ、あと1日すれば退院なんやろ？そんなんすぐやで！』
そう言ってまた抱きしめる治くんの背中に手を回して
「うん。来てくれてありがとう。」
そう返事をした。
みんなが部屋から出ていってシーンとなる部屋。
また外をぼんやり見ていたら下から
『「「また！月曜日な〜！！！」」』
そう声が聞こえた。
私は泣きながら3人にピースサインをした。
どんな未来でも3人となら乗り越えられる気がする__
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作者名：ゆちゃん | 作成日時：2021年3月3日 1時
