HiHi Jetsのお姫様！2 (ページ11)

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突然頭を打ち付けるのをやめたかと思うと

ポケットから何かをだして近づいてくる

後ろに僅かほど後ずさりすることしかできなくて

『……やだ、やめて』

「むりだよ一緒にしのう」

僕の運命の人なんだ、とか

拒絶されるなんて、とか

意味わからないことをブツブツ言いながら

手には刃物を持っている

『やっ、やだ、来ないで！』

頑張って出してる声も掠れていて

もう無理だ

ごめんみんな…一緒にいれなくて

そう思って目を瞑った時

優「Aから離れろ！」

優斗の声がして

瑞「大丈夫？Aいた！」

猪「今警察呼んだからな」

ふわっと上着をかけられた

作「怖かったよね」

涼「大丈夫だよ、俺ら来たから」

『……っ、み、んなっ、…』

よしよしって背中をとんとんされるから

余計涙が出てきてそのまま誰かの腕に抱きしめられながら

眠ってしまった

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