悪役令嬢 頑張ります！ ３【wrwrd!】

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『…起きたー！…今何時だろ…6時半！すごく健康的な時間だ！』

…うーん。昨日の場所はなんなんだろう。

めっちゃ気になる。


…てか私今日学園？

うーん…なんか言われてた気がするけど…ハッ！

その辺にいるメイドさんに聞けばいいんじゃないか？


…よし！これで行こう！


…少しはなんか整えた方がいいのか？

まぁ、いいか！家だし！



行くか。







お〜！早速発見！あれは…メイドさんというより、執事さんかな？

話しかけよっ！


『あの〜すみません。私って今日学園あったりしますか？』

tn「？！お、お嬢…なん、で」

？確かに私はこの人からしたらお嬢、だね。

でもこんなに感情的に反応するものなのか？

うーん？わからんよ？


『？えと、あの、今日って学園…』

って、あれ？この人学園の制服着てるー！

じゃあ今日はあるのかな？

tn「ぁ、ぉ嬢、俺、俺やで？トントンや。覚えとるか？」

？？覚えてるか？

『えと、ごめんなさい！少し、見覚えないですね…初対面では…？』

うーん？

トントンって名乗ってはくれたけど、

会った覚えないぞー？

てかこの子って執事のかな？

雰囲気がぽかったから、さっきはそう言ったけど…


tn「そ、そうか。じゃあ自己紹介させてや。」

『？あっ、どうぞ？』

いきなり、だぁ…？

まぁ、いっか。

tn「 初めまして 俺はトントン言います。ここ、ルーガー家の執事やらさせていただいてます。元はルーガー家のある人の専属執事やったんやけど、今はその人の妹さんの執事やらせてもらってます。よろしくな？」

『？前の家の方の執事をやっていたのですか？私に妹はいませんし…』

うーん？
じゃあなんでいるんだろ。

ルーガー家の執事で、前はルーガー家のある人の専属執事だった、今はその人の妹さん。


『？？？？？』


tn「っ、あー…ちゃいますよ。いや、あの…ルーガー家の執事です。」


『えーと、はい！分かりました！取り敢えずここの執事さんなんですね！よろしくお願いします！』

ハッ！そうだ！本来の目的を忘れていた！
自己紹介に気を取られていた！
いけないいけない！ちゃんと聞かないと！

『あの！トントン さん 今日って学園あるんですか？』

tn「あーあるっちゃありますけど…いや、はい。あります。けど、お嬢は、行けません。」


ん？

えと、私は行けない？

行かないんじゃなくて、行けないの？


ん？？

『え、と？』

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