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二口目.救喰って(すくって)くれるのならば ページ2

『(眠いお金もない住む所もない食べるものも生きる術も記憶も いつも通りだからいいんだけど

何で生きてこれたんだろう みんなご飯だって食べさせてくれるし
これで十分なんだけど…我儘だけど…自分の年齢分からないけど同じくらいの子供達は
両親に優しくされて叱られて家があって綺麗な服を着させてもらってるのに
ねぇ みんなは神様を信じる?私は信じないよ)』

ドンッ

『ご、ごめんなさいっ』

?「あ、こっちこそ 前を見てなかったものだから ごめんね」

『いえ、こちらこそ道で考え事をしてた
私が悪いですよ あの、私、留射磨って言います 貴方っ名前は』
とても綺麗だった

目を引かれた

だから名を聞いた


童「俺は童磨 万世極楽教の教祖をしています
ねぇ留射磨ちゃん 何かお詫びをしたいから
俺の寺院に来てくれるかな」

『!! ……っ はい!』

ただただ嬉しかった

声をかけてくれた

ぶつかっただけなのにお詫びなんて言ってくれた

貴方じゃなかったら断ってた

寺院に招いてくれた

全ての始まりは











ここからだった

童「お茶でもどうぞ」

『美味しいです』

童「玉露だよ 収穫の少し前に日光を遮るんだって」

『物知りですね』

童「少し前に本で見たんだ」

ただただ快しかった(うれしかった)

こんなにボロボロで可哀想な子が名前を聞いてきた

そんなことを一切思わせないような素振り

君じゃなかったら断っていた

全ての始まりは





ここからだったのだろう

何て…最初は考えてもいなかった

『ねぇ教祖様私を信者にしてくれません?』

驚いた

童「…君を信者にするつもりはなかった
世の中には宗教で差別される(俺に喰われることもあるから) 自由に生きて欲しかった
いいよ 自分から言うなら(無知君を)俺の信者にしてあげる」

『本当ですか! ありがとうございます』
私は神を信じない

だから貴方が神様になってよね


正式に認められてしばらくたった頃

欠けていたピースが一つはまる

『教祖様、お呼びでしょうか?』

童「うん…ちょっとね」
あの御方に「信者を増やしすぎるな」と言われた 期限が過ぎかけてるのはあと君だけ

それ以外みんな喰ったよ 美味しかった

変な感じがするのは気にしないで

血を抜いて失血 死させて すぐ楽にしてあげる

君の味が知りたい

俺が綺麗にして育てた君を俺の手で早く喰い殺 してしまいたいよ

いい子だから極楽浄土にいけるよ そんなものがあれば

童「ごめんね」

三口目.血の味→←一口目.設定



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ルイマ - 大福さん» 神でも低レべルの神なので修業してきます← (2020年12月24日 19時) (レス) id: 6a1df0e410 (このIDを非表示/違反報告)
大福 - ふぁ! 神様! 神作品発見いたしました! (2020年12月23日 21時) (レス) id: 60171f900e (このIDを非表示/違反報告)
ルイマ - 零々さん» わかりました (2020年12月12日 11時) (レス) id: 6a1df0e410 (このIDを非表示/違反報告)
零々 - あ!開けました! (2020年12月12日 10時) (レス) id: 72d1270dc6 (このIDを非表示/違反報告)
零々 - 探しても探しても無いんです、すみません… (2020年12月12日 10時) (レス) id: 72d1270dc6 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルイマ | 作成日時:2020年11月24日 19時

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