なにわのシンデレラガール 1

恭平くんと付き合ったら ページ42

💜恭平side


明日はオフだから
久しぶりに大阪の家に帰ってきた。

同期のAとは付き合って1年になる。

グループのメンバーであり、俺の彼女。

俺を支えてくれる存在
ずっと大切にしたいって思ってる。


今日丁度、大阪で仕事だった、 A。
終わったら俺の家にお泊まりしに来ることになっていた。


“23時頃もうすぐ着くよ”ってAからラインが入ってたから
“オートロック解除して入っていいよ”って返した。


お気に入りのゲーミングチェアに座ってゲームに熱中する
久しぶりの自宅はやっぱり落ち着く。


Aが着くまでもう少し、待っていよう。


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Aside


仕事を終えてタクシーを拾って恭平の家へ


オートロックを解除して、玄関のドアを開ける。

お邪魔しますって、小さく呟いてリビングへ
恭平を探すけどいなくて、
きっと、ゲーム部屋だなってすぐ分かった。

ノックするけど、返事が返ってこなくて
きっとヘッドホンしてるんだなって、少し扉を開けて
恭平がいるか確認する。
じーっと扉の隙間から恭平を見つめる。

ゲーム部屋は大きいパソコンが何台もあって、
キラキラしていて私の家には無いから
なんて言うんだろう？神秘的っていうか、凄い。


恭平「ちょ、ほんまにやめて。ビビるから」笑


私に気づいたのかビックリしてる。
かわいい。


「私ノックしたよ？」笑


恭平「はいはい。笑
お疲れ様、おかえり」

ゲームを辞めて私に近づいて、手広げておいでってしてくるから
駆け寄って抱きついた。


「ただいま〜」


仕事をして疲れていたけど、好きな人に会うとこんなにも
幸せな気持ちになる。

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