なにわのシンデレラガール 1

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流星side

部屋に入って、Aの顔色がだいぶ悪いのに初めて気づいた。


ダンスに集中し過ぎて自分の事しか考えてなかった。


寝ていたベットに体育座りして、伏せる、A。


「急に、力が抜けてビックリしただけだから心配しないでください」って泣いてる理由を強がるA。

同期の恭平が隣に座って、
肩を抱いて泣き止むように諭してる。


『休んだらすぐ行きます、すみません、』





流星「大丈夫なん？踊れるん？」



『やる、ちゃんと、、』

絶対大丈夫じゃないのに、大丈夫だというAに
メンバー皆、大丈夫じゃないよなって
頭で思っているはず。



丈「いや、大丈夫そうじゃないねんけど
今日は、休んどき？」


『でも、時間ないし、、大丈夫です。』


大吾「大丈夫って、ほんとに言ってる？
なんで言ってくれなかったん？体調わるいって」



「やりきるつもりだったから、言わなかった」



大吾「でもさ、支障をきたしてるわけやん、
配慮とか出来たでしょ？俺ら」




沈黙が少し合ってAが話し出す。



『皆には分からないから…

皆には無いから……辛いなんて言えない』



大吾「いや、だからって！」



流星「だいちゃん！」


ヒートアップしそうで、止めに入ると同時にはるさんと他のマネさんが来て


はる「ちょ、ちょ、っとまって、ストップ！ストップ

落ち着いて、」


マネ「今日は、とりあえず、7人で振り入れ、
Aには、明日教えるから、
Aは家に帰ってゆっくり休むこと！
はい！切り替えて！やるよ！」

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