なにわのシンデレラガール 1

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お風呂から出ると、
『いい湯だったかぁ〜？』って
何があったか話さない私に
笑顔で微笑んでくれるし


私が好きな料理を短時間でぱぱっと作ってくれて
『これ、好きやろ？』ってもてなしてくれる。


ご飯中には、
『今日、丈くんとバライティー出たんやけどな
丈くんおもろいねん、聞いて〜』って
私を笑わせようと一生懸命話してくれる。




お風呂から出てきた彼、


『寝よっか？』


ソファーに座ってぼーっとしている私の腕をひいて
寝室へ。


一緒に、布団に入ると、抱きしめられる。

お風呂上がりだからかポカポカ暖かくて
いい匂いがする。

私と同じボディソープを使っているのに
彼からの匂いは私を落ち着かせてくれる、暖かい香り。




『明日は、一緒になにわのYouTubeやし
頑張り過ぎなくてええで、』


『うん』


『俺、ずっと隣におるし、なんかあったら言ってな？』


頷く私の、頭を優しく撫でてくれる。


私が寝るまでずっとくだらない話で笑わせてくれて
いつの間にか眠りについていた。


朝目を覚ますと、彼はまだ寝ていて、
離れた身体が寂しくなって、彼に抱きつく。

無意識なんだろうけど
抱き締め返してくれて、胸がキュンとする。

私って、愛されてるな


ーーーーーー

大橋くんの彼女になったら
優しく尽くしてくれるでしょう。

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