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知りたくなかった感情1 ページ29

朝起きると安室さんの家

昨日のことをすぐに理解し、朝ごはんを作ってもらった

その後すぐに家に送ってもらい、私たちは午後から仕事なので「またあとで」といって別れた。

安室さんの匂いが離れなかった









「いらっしゃいませー」


今日は人が多いなぁ


ぐっすりと眠れたとはいえ安室さんの家だ。

気を使って疲れた気がする。


「安室さん、昨日はベットありがとうございました。ソファで寝かせてしまってごめんなさい」


隣でハムサンドをつくる安室さんに話しかける。

一応まわりに女子高生がいないことを確認する。

「大丈夫ですよ。またお泊まりに来てくださいね」


優しいなぁ


「安室さぁん、ハムサンドまだー?」


ボックス席に座る女子高生が大きな声で安室さんを呼ぶ。

「ただいま」


それに笑顔で向かう安室さん。


安室さんのファンだろう

今の女子高生は私が高校生のときとは違うなぁ


「ねね、ここの問題わからないんだけど教えて〜」

2人組の1人が安室さんに教科書を見せる。


「しかたないですねー」


女子高生の目線は教科書ではなく安室さんだ。


わかりやすいな


あの女子高生に「安室さんにキスをされた」「家に泊まった」なんて言ってみたらどうなるだろう。


くだらない



私は何を思っているのだろうか



.

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作者名:ねむ | 作成日時:2018年4月18日 23時

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