【安室透】はじめての愛されとりっぷ (ページ2)

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例えばこんな感じ2 ページ2

実際に見るとなんて小さいんだろうか。

じっ、と私を眺めている。

「あっ、えっと、そうなの。住所はわかるんだけど、ここら辺詳しくなくて。」

「そうなんだ！引っ越してきたの？」

知ってる。ここで変なことを言ったら後々めんどくさいことになる。

「そうなの」

「じゃあ僕が道案内するよ！住所教えてくれる？」

言うと思った。

だが今はそちらの方が喜ばしい。

私はスマホを見せ、住所を教えた。

「あ、そこなら近所だよ！」

こうしてこの世界の主人公と2人で歩くことになった。

「僕江戸川コナンっていうんだ、お姉さんは？」

「梶原Aって言います。よろしくね」

「よろしくね！」

癒し。癒しでしかない。

トリップ、とても良いかもしれない。

しばらく二人で歩いていると、目的地までつくことができた。

どうやら高層マンションのようだ。

「ここだよ！もう迷わないようにね」

コナンくんにお礼を言おうと思っていると、道路の向こうにあるコンビニに、なにやら見た事のある3人組が。

じっとみてみると少年探偵団だった。

わぁすごい…元太くんでかい…

「ん？お姉さんどうしたの？」

「あ、あそこにコナンくんのお友達がいるよ」

コナンくんが3人組を見つけると、ゆっくりと私の方を向いて大人の顔つきになっていた。

「…なんで僕の友達だってわかったの？」

「…」

やってしまった。

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