9 やっぱり……(1) ページ9
ビクッ
久しぶりにその声で名前を呼ばれて身体が変に反応する。
どうしよう……さっき涼介くんに変なこと聞かれたからな……
知「なんだ、僕が転校してから涼介にいじめられてないか心配してたけど……
大丈夫そうだね」
侑李くんはまたいつかのように私には笑わずに、
本当に思っているのか、そうじゃないのかわからないことを言ってくる。
『……』
涼「…ッチ、早く帰んぞ。知念、家は前と一緒か?」
知「うん。」
私が何も言えないでいると、涼介くんが舌打ちをして家のある方に足を進めた。
それから、侑李くんと涼介くんの会話はずっと続いて、
その間、私はただ耳を傾けるだけだった。
知「でも、涼介変わったね。」
涼「あ?そうか?」
知「うん。だって今はちゃんと優しくしてるし?」
涼「……うっせ。」
やっぱり、、涼介くんと侑李くんの間にはいつも入れないな。
136人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:やす | 作成日時:2019年1月18日 21時