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side ルフィ_
中に入ると、ぼーっと寝転んでるAがいた。
ゆっくり近づいたら、気づいてこっちを向いた。
｢………ルフィ。｣
｢おう。｣
数時間ぶりに会ったAは、疲れきったみてーな顔で……。
｢………お前、なんでそんな死にそうな…っ。｣
｢……ごめんね?｣
今すぐにでも死んじまいそうだった。
………さっき決めたのに。
イヤだって否定して、目の前のAを受け入れられない。
｢………ごめんね、何も言わないまま…………こんなになるまで……っ。｣
｢………っとだよ………ほんの少しだけでも言ってくれりゃあよかったのに……。｣
ごめんね………言う勇気なんて、私には無かったみたい……。
そう言うAの目からは、涙が流れてて。
なんでAなんだろって思った。
なんでおれの周りばっかりなんだろって。
｢なんで……っ、おれじゃねェんだよ!!｣
｢………。｣
サボやエースん時みてェに、助けられなかったで終わるのは絶対ェイヤだ!!
絶対今度こそ助ける……。
｢絶対………。｣
｢………?……あ、あの……ルフィ…。｣
ぐっと小さく服を引っ張って名前を呼ぶA。
そっちを見れば、また泣きそうになってるけど、決心したみてーに堪えてた。
｢私の病気の話………聞いて!｣
それを聞いて、否定する理由なんて何もなかった。
。
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