作者の欲を満たす為だけの短編集【地縛少年花子くん】【ONE PIECE】【東方Project】【妖怪学校の先生はじめました！】【暗殺教室】etc...

2〈光〉【地縛少年花子くん】 ページ8

前ペのやつですぁ……()


＿＿
side you_





「照れた方が負けなっ」





はぁ……?








「え……ちょっ!!ちょっと待って!」



「なんだよ、自分から聞いてきたのに放棄すんのか?」





うぐっ……こいつ、痛い所を付いて来んなぁ…!!





「で、でも私やんないよ?そんな…い、意味不明なゲーム…」



「……でも放棄するなら罰ゲーム…」



「さあやろう!!」



「お、おう…」





そうでしたね!ゲームを放棄すれば罰ゲームというペナルティがあったの忘れてました!!



だいたいなんでこんな事決めたんだ、過去の私達は……。



これのせいでゲーム放棄出来なくなっちゃったんだけど…。




と、私がグチグチと頭の中で呟いていると、何故かやる気満々なあいつが早速始めてきやがった。






side kou_



なんか百面相を始めてるみてェだから先に仕掛けるか…。





「なぁ」



「………何」




やっぱりこのゲームはイヤなのだろう…。かなり不満そうな顔をするあいつ。



ここで仕掛けりゃ引っかかるか…?





「あー…なんだっけ」



「…何なのさ。………先に私がやるよ?」





と、言いながら何故か拳を握りしめるあいつ。





いやなんでだよ!!殴る気か!?





「いやーお前って好きなやついんのかなぁって」





さぁこれで秘密だとか言えばいけるが……何て答えるか。





「はぁ!?何でそんな事お前なんかに言わなきゃいけないわけ?いてもいなくても教えないかんな!!」





その反応は………いるな。




何故確信できるかというと、あいつはボーカーフェイスが苦手だからだ。



さらに顔は真っ赤でわかりやすい…。



よし、そこから攻める!





「そうか、でもその反応はいるんだよなァ?」



「い……っいるわけないでしょバカじゃねーの!!?」





暴言からの拳……だと!?



ポカポカと全然痛くない攻撃を続けるが、めちゃくちゃ顔真っ赤なんだよなぁ。



いるならいるって言っちまえば勝てる……てかこれ勝ってるよな?こいつ照れてる(?)し……。







＿＿まぁゲームはやめねェけどな!





続く(え…)→

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