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｢メシ食おう!!｣
｢オイ。遊ぶっつー話だったろ。｣
学校を出たあと、ぶらぶらと足の行くままに歩いていく。
しかし、突然前の方を歩くルフィが、みんなを急かしながら飯屋へ誘導する。
｢ふふふっ。お腹空いたの?｣
｢うん。だって五時間体育だったじゃんか。｣
｢あぁ……そうだね〜。ルフィだもん、お腹空いちゃうね。｣
後を着いてきながらクスクス笑う彼女に、愛おしそうに笑った。
その後ろを着いていくみんなは、微笑ましく見守る。
_
｢____で、今日遊ぶのか?日ィ暮れちまうぞ!｣
｢｢そりゃ遊ぶだろ〜。｣｣
｢だったら食うのをやめろ!!｣
｢いやだ!!腹が減ったんだおれは!!｣
｢遊ぶ時間減っても良いんだな!?｣
｢それもいやだ。｣
｢どっちか選べ!｣
店内でギャーギャーと騒ぐ三人を横目に、隣のテーブルで話すAとナミ。
ちなみにゾロとサンジは隣の席でケンカ中だ。
｢A、あんた門限何時まで大丈夫なの?｣
｢門限……?｣
｢あるんだったら無理して付き合わなくていいのよ。｣
あいつらもあるかどうか知らないけど。
と付け足すナミに、門限は無いと言った。
これは本当の事だが、むしろ帰りたくないほどでもあった。
しかし、それを悟られないよう
｢家、あんまり厳しくないからさ。だから無理してないよ、大丈夫。｣
作った
｢どこ行く?｣
｢なら"サニー号"に行こう!!｣
｢今から行ったら暗くなって危なくない?あそこ森だし。｣
｢ああ、迷う奴がいるからな。｣
｢こっち見んな。｣
｢ライトとか持った方がいいかな?｣
｢ならスマホのライト使おっか。｣
ルフィ達一行は、"サニー号"という名の秘密基地へ向かう。
。
*備考*
秘密基地"サニー号"は二代目。
初代は"メリー号"。
自然災害の山火事が森まで広がり、その時に"メリー号"が燃えてしまった。
そしてフランキーの手で新しく建てられた秘密基地が"サニー号"。
どちらも海賊をモチーフに作られた船のような小さい建物。
。
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