恋路は邪魔されて。【ONE PIECE×学パロ】 (ページ2)

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各々の生徒たちが登校する頃。

周りが挨拶をしながら隣を通り過ぎて行く。

時折話しかけられるも、待ち人がいると言って断る。

先に行ってしまえば、彼が怒るからだ。

少し離れたところから見覚えのある生徒が走って来る。

彼を見れば、たちまち笑顔となった。

眠気もふっ飛ぶほど。

息一つも乱れていない彼に感心する。

流石だと言うべきだろうか。

彼女は笑みを零すと、挨拶を交わした。

｢ふふっ……おはよ。朝から元気だね、ルフィ。｣

｢おう!｣

彼の笑顔につられて、笑顔となる彼女は学園のマドンナでもある。

成績優秀で、容姿端麗。

運動神経は不得意だが、ほとんど完璧に近い。

だが、彼は運動神経は抜群で、成績不振。

互いが互いに不得意なところをカバーするような感じである。

そして、この二人は付き合っており、良くは思っていない者も少なからずいる。

妬みだったり何だったり……。

カッコいいだったり可愛いだったり。

運動ができたり勉強ができたり。

理由も様々あって、息ピッタリのカップルなのだ。

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