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side 黒瀬_






あれから真面目に授業を受けていた。

だが全然分からず、ただノートに板書をするだけ。

ここで当てられたらムリだなー、なんて思うんじゃなかった。

フラグというのか……。




「では黒瀬さん、この問題を__、」

「わかりませーん!」

「にゅやっ!!?」




元気よく分からないと言ったせいか、タコが泣いていた。

隣の赤羽に至っては、また笑っているし……。

何でだよ。




「何で笑ってんのー。」

「いや黒瀬ちゃんが予想以上のバカだったもんでつい。」




こいつは人の不幸を嘲笑うような奴か……。

しかし分からないもんは分からないのだ。

今やっていた所でも出来ないものは出来ない。

今まで一度も学業を迫られた事は無かったから、その分のツケが回ってきやがった……。




「分からないものは分かりません!」

「シクシク……。あとで学力を確かめるので明日の放課後残ってください……。」




口で言うな口で。

というかテストって……、ムリだわ。

せいぜい足し引きかけ割り算だな、出来るとしたら…。







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作者名:紅藍泉 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2020年1月21日 16時

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