猫の暗殺者【暗殺教室】 (ページ6)

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side 黒瀬_

__君は暗殺者なの…?

正直、焦った。

バレたのかと思ってつい威嚇してしまった……。

バカじゃん……そんなことしたら｢はいそうですよ｣って言ってるようなもんじゃん…。

……怪しまれても仕方がない………か。

まだ転校初日なのに初っ端からバレるなんて絶対にイヤだ。

これじゃあ無闇に暗殺対象(ターゲット)に近づけないしても出せなくなる……。

それだけは絶対に回避だ。

｢さて、他に質問のある生徒は…?｣

無いなら授業を始めますが、と言うタコ。

いや勝手に質問回にしてんじゃねーよ。

そんな中、じゃあ、と言って手を挙げたのは、先程の質問をしてきた奴の隣の席……。

｢黒瀬さんって甘いもの好き?｣

｢?好きだよー。｣

｢!!じゃあさじゃあさ!プリンは!?｣

いやにがっついてくる奴……。

というかプリン好きなんか、私は甘いものなら何でも食べるけど……。

とりあえず好きとは返した方がいいか。

あまり冷たく返すと、今後の関係性にヒビが入る……。

ある程度は仲良くしていくに越したことはない。

｢なら放課後に寄り道して行かない?カフェとかさ。｣

｢うんいーよ!いろんな所案内してねー。｣

そう言うと、満足そうに、且つ、嬉しそうに頷いた。

……そんなに嬉しいの?

女の子ってよく分かんないや……。

。