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Thought 8. ページ8
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「あァ！？何の話だ」
音は休むこと無く、この竜宮城に響き渡る。
「ネプチューン様、それではこやつらに姫の存在が⋯」
「背に腹はかえられんじゃろうもん！！」
どうやら、音の先には人魚姫が居るかもしれないらしいのだ。
「“硬殻塔”は城の北東じゃ、お前達すぐに行け！！」
「何で人質に命令されなきゃならねェんだ」
「黙れい！！！しらほしはわしの一人娘じゃもん！！訳あって、常時命を狙われておる！！！この機に娘に何かあったらおぬしら！！海溝の果てまで追い立てるぞ！！！」
“常時命を狙われている”その言葉に、若干の違和感を感じつつも、彼女は歩き出す。
『⋯分かった、貴方達が拘束されている間、私がお姫様の護衛をするわ』
彼女の出した“お姫様”と言う単語を聞いて、ブルックは何かを閃いた。
「つまり、“
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作者名：澪 | 作成日時：2019年8月16日 18時
