Curse 44. ページ44
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城に招かれ中に入ったは良いものの、招いた本人は家臣にこっ酷く叱られている。
「まったく、あなたという人は！！ご自分の立場を弁えもせず、また勝手に城外へ！！護衛兵も引き連れず下海へ下りるなど言語道断！！！何かが起きてからでは遅いのです！！今この国がどういう情勢にあるのか、あなたは⋯─────」
「⋯⋯⋯はい⋯⋯⋯はい⋯⋯⋯以後気をつけるんじゃもん⋯⋯⋯」
項垂れる国王を眺めながら、一味は苦笑いをする他無い。
「それよりホレ⋯！！例のクラーケンにいじめられていたメガロを助けたという者達を連れて来たのじゃもん！！
さァ、客人達を持て成せ！姫は？しらほし姫はどうしておるのじゃ！」
「───それが国王様、つい先程また⋯⋯⋯」
宴の事を思い出し元気を取り戻した国王に、城からの報告が入る。
「何と！！姫を不安にさせぬ様しかと護衛せぬからそうなるのじゃバカモォン！！！」
国王が声を荒らげ、形勢逆転と思いきや⋯
「そんな折にあなたが突然行方をくらましては城内の不安を煽る事になるとわからんのですか国王！！そもそも」
国王は、また項垂れる。
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澪(プロフ) - *あおいたんぽぽ*さん» ありがとうございます！更新が遅いですが、気長にお待ち頂けると幸いです！ (2019年4月2日 20時) (
レス) id: 314e2636dd (このIDを非表示/違反報告)
*あおいたんぽぽ*(プロフ) - 初コメです！昨日から読み始めました！すごい好みのお話です(´∀`)これからも頑張ってください！ (2019年4月1日 23時) (レス) id: 41bb8d9246 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澪 | 作成日時：2019年3月10日 1時
