キムミンギュの憂鬱 (ページ18)

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『やばい！！どうしよう俺らの部屋汚い！！』『待ってリビング俺らの服で散らかってる！！』『何から始めればいいの？！あと3時間？！意味わからねー！！』…うるさい

Aちゃんが泊まりに来ると伝えた結果、普段片付けないメンバーたちが急に焦りだした。いつも掃除してくれればいいのに！！

本当に泊りに来るんだ、あのAちゃんが。
ヤバイ、どうしよう…顔が変に熱くなる。

『ミンギュ、やらしいこと考えてんの？』と、ジョンハニヒョンに言われて思わず咳き込む。

『違うって！ただ俺は…楽しいだろうなって、そう思ってただけだよ』

必死に抵抗したけど、そうかそうか～と聞く耳持たずって感じで。一人で恥ずかしいじゃんか。

…るいちゃんのパジャマどんなだろう。化粧も落とすよね、普段もそんなにガッツリしてないけど。夕飯、いつも以上に気合入って引かれそう。頭がモヤモヤ。思いつくのはAちゃんのことばかり。

そんなこんなしてる間にあっという間に時間は過ぎ、いつの間にかAちゃんが来る時間になっていた。ヒョンたちは本気を出したのかある程度の美しさにはなっていた。いつもこうならいいのに☜

" ピンポーン " 全員がビクッと肩を震わす

『おいお前出ろよ』『いやお前が出ろよ』『えぇ、なんで僕なの？』『もう！！ヒョンたち、Aヌナ帰っちゃうよ！！僕があけるからいいです』チャニがしびれを切らしドアを開けた。

『…こんばんは。と、お邪魔します、へへ』

少し照れながら微笑むAちゃんは天使以外の何物でもなかった。

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