目黒くんって ページ39
一通り笑って、
目黒「お邪魔しました……」
そう言って、帰ろうとする彼。
え、ちょっとまって。
迅「終電逃したって言ってなかった？？？」
目黒「あ、そうだった……」
迅「」
……あ、
こいつ……
もしかして。いや、もしかしなくて……
迅「え、ばか？あほ？」
舘「こら。思ったけど言わないの。」
舘さんが思うってだいぶだよ。
目「え、でも泊めてくれるんですか。」
…だれが、終電逃したって聞いたのにご飯食べさせてはいさよならってすると思ったんだよ。
って言いたいのを止めて
迅「もちろん。」
めっちゃにこやかに言った。
目「え、なんか……
申し訳ないっす。」
迅「大丈夫。空き部屋があるから。そこに泊まって。」
目「ありがとうございます。」
康「よっしゃ！そうとなったら、必要なとこだけ案内しといたろ！この家広すぎて迷子なるからな！」
深「俺も行く。康二一人じゃ心配。」
岩「俺も。」
結局。
迅「ここトイレで、ここお風呂。」
なんで僕が案内する役になってんだよ。
なんて、不服に思いながらも案内してたら…
舘「こんなとこにもあったんだ。」
深「俺あっちのやつしかしらね。」
岩「今まで知らなくて銭湯行ってた。」
康「俺も…」
阿「あれ、ここにこんなのあった？」
佐「なんか、何処も彼処も似てるねぇ廊下。」
渡「やべえ。かんっぜんにまいご。」
あれ。僕、
迅「案内してないっけ。」
7人「うん。」
迅「…………ごめん。」
朝
目「お世話になりました。」
迅「……ふぁぁ…朝早いんだね……」
まだＡＭ:4時
目「仕事あるので着替えなきゃいけなくて。」
迅「…なる…ほど。」
目「眠そうですね笑」
迅「まあね……また、良かったら来てよ。泊まったからわかると思うけどまだまだ人は入れるし、」
目「ちょっと考えさせてもらってもいいですか？」
迅「いつでもウェルカム…」
目「分かりました。本当にありがとうございました。」
がちゃ……ばたん…
迅「……眠い。」
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作者名：青いうるふ | 作成日時：2020年2月23日 3時
