佐久間くんのゆり組事情

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今日は、久しぶりの丸一日の休みだったので一人で買い物に行こうかと車を出し少し遠くのショッピングモールに来た


私は、1人で買い物をするのが好きだから休みがあれば一人で行くんだ






・




欲しいと思っていた財布を売っている店で見ていると




「Aちゃんやない？」


「え？ほんと？」


「ほんとじゃん」





名前を呼ばれたから振り向くと



向井くん、目黒くん、阿部くんがいた




「あ！久しぶりです！」


「お久しぶり」


「久しぶりやな〜〜！」


「初めまして、目黒蓮です」


「はじめましてっ！Aです！」


「皆から聞いてます(笑)」


「ここで何してるの？」


「欲しいものがあったんで、買おうかと」


「そうなんや！欲しいもん買ったらどっかでお茶せん？」


「いいですね！行きましょう！」






早速、財布を買い阿部くんたちの元に行く



「お待たせしました！」


「待ってないよ！行こうか、」







大好物美味しいタルトのお店があるのを目黒くんが知っていたので、連れていってもらう



それぞれ食べたいものを買って席に着く



「俺らから誘ったから、ここは出させて！！」


と向井くんに言われてしまったので大人しく奢ってもらうことにした






・





「うまっ！！」


目を見開いてタルトを見る目黒くんの顔がおもしろくてつい笑ってしまった


「うまい〜〜っ」


眉毛を八の字にしてもぐもぐする阿部くんはまるでリスみたいで可愛い


「やっぱここ来て正解やな！」


「ほんとうに！美味しい！」




目の前のキラキラした苺のタルトもとても美味しい







「…なあ、Aちゃん」


「ん？どうしたの？」


「佐久間のことはどう思ってるの？」




急に出てきたさっくんの名前に胸が跳ねた



「えっ、あ〜、う〜ん、、、」


「言いたくなかったら無理にじゃなくてもいいよ」


「メンバーの人の前で言うのは照れくさいけど、私は好き、さっくんが」





3人の目を見て、そう言うと



阿部ちゃんは優しく笑って、向井くんはきゃ〜！って目黒くんに抱きつくし、目黒くんは向井くんの背中をトントンと叩いてる




「Aちゃんなら、大丈夫だよ」


「うん、俺も思いますよ」


「俺も自信満々に大丈夫って言えるで！」




「…！ありがとう！」





そう言うと、3人は笑ってくれた

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